9冊目『世界一やさしい問題解決の授業』
渡辺健介
ロジカルシンキングをつけるための第一歩として読んだ本。中高生向けに書かれていて入門として分かりやすかった。しかし少し物足りなさはある。
〜特に学べた点〜
★どんなに大きくて複雑に見える問題でも、いくつかの小さな問題に分解すれば解ける。2
★まるでテレビの消音ボタンをおしたように。70
→本の中にあった静かになったことを表現したこの文。自分も使おうと思った(笑)
★1つの大きな夢を成し遂げるには、長期的な目標と短期的な目標を同時に立てる。74
→短期的で小さな目標をどんどん達成していけば大きな目標も達成できる。結局は目標を分解することが大切。普段から意識して無意識で出来るようになりたい。
★目標を立てる時は、「何を」「いくらのものを」「いつまでに」「どうやって」と細かく決める。
→これも今の自分は出来てないから普段の生活の中でも意識したい。
★目標が具体的であればあるほど解決策も効果的で実現可能性が高いものが出てくる。78
★帰納法…結論と根拠を並べる。根拠は同じレベルだから順番は関係ない。欠けても増えても変わらない。88
例)
結論〉中学校は楽しい
根拠〉授業は楽しい・部活は楽しい・休み時間は楽しい
演繹法…2つの前提から結論を導き出す。2つの前提を組み合わせると結論が出る。どちらかが欠けると前提は出ない。89
例)
前提〉魚は泳ぎが得意だ
前提〉マグロは魚だ
結論〉マグロは魚であるから泳ぎが得意だ
★意思決定ツール
《良い点、悪い点リスト》
①選択肢を洗い出す
②各選択肢について、良い点と悪い点を書き出す
③書き出した各項目について評価する
▷良い点は+、悪い点は−で3段階評価
▶︎+++すごく良い
++まあまあ
+良い点だがあまり重要ではない
−−−すごくわるい
−−やや悪い
−悪い点だがあまり重要ではない
④③を比較して最も魅力的な選択肢を選ぶ
《評価軸×評価リスト》
①選択肢を洗い出す
②評価軸を書き出す
▷欠かせないもの、あった方がいいものなどなるべく出す
③高中低で評価軸の重要度を決める
④③で選んだ評価軸の順に各選択肢を比較
⑤重要度が高い選択肢に着目して評価し決定
★問題解決能力は実行することで身につく。日常生活の中でも「どうしてそう思うか」「何が問題なのか」「原因はどこにあるのか」「どうすれば解決できるか」を考える。115
→普段から考えるクセをつける。
〜自分なりのまとめ〜
何かを達成したい時は、逆算したり細かく分析・検証をするなど、頭を使って計画を立てなければならない。