12冊目『アイデアのつくり方』
今井茂雄 訳
竹内 均 解説
雑誌くらいの薄さ。アメリカの最大手広告代理店で働いていた作者の、広告を作る際のアイデアを出すノウハウが書かれている。
広告以外でも応用可能。
〜内容まとめ〜
【アイデアの2つの原理】
①アイデアは既存のものの組み合わせ
②新しい組み合わせは事物の関連性を導き出す才能によって高められる
【アイデア作成の5つの手順】
①資料を収集
⇨2つの資料が必要
⇨1)特殊資料
製品と消費者についての資料
▷関係の特殊性を見つける
方法
「カード索引法」⇨集めた知識を項目ごとにカードに記載
「スクラップブック・ファイル」⇨ファイルに分類
2)一般的資料
②資料を消化
⇨資料の意味や関係を探す(パズルを組み合わせるイメージ)
⇨お互いに関係ありそうな資料をグルーピングして理由を書く
※この時アイデアが出たらどんなことでもメモする
③問題を無意識の心に移す
⇨問題を放棄し自分の創造や感情を刺激するものに心を移す
④つねに問題を考えている
⇨どこかでアイデアが訪れてくるのを待つ
例えば散歩中などにアイデアが降ってくる
⑤アイデアを具体化させ展開する
おまけ:心に残った考え方
好きなことをやり、それで食べることができ、そのうえそれが他人のために役に立った人生が自己実現の人生
〜自分なりのまとめ〜
資料を集め、資料同士の関連性を見つけ出し、しばらくほっといて、ひょんなことから降ってきたアイデアを具体化させ展開させる。