3冊目『まんがと図解でわかる 7つの習慣』
『まんがと図解でわかる 7つの習慣』
スティーブン・R・コヴィー 監修
『7つの習慣』が漫画も使われてコンパクトにまとまった本。週刊誌のような書き方に感じた。2時間くらいで読めた。
〜特に参考になった点〜
★友達や家族にお礼が言えなかったら「どうも」から始めて徐々に「ありがとう」と言う。そうするとこでお礼を言うことによりもたらされる豊かさをしれる。
→家族になかなかお礼が言えなかったから、実践してみようと思う。何かを身に付けたい時は、ハードルが低いことから始めるのは重要だと感じた。ハードルが低いことなら実践も継続もしやすいうえに、効果を感じられてさらに上を目指せると思うからだ。
★人がある習慣を身につけるのに必要な要素…①目的(なぜ必要か、何をするか) ②スキル(どうやるか) ③やる気(習慣にしたいという思い)
→私は早起きを習慣にしたい。①朝のエネルギッシュな時間を有効に使い1日を充実させるため5:30に起きる ②起きたらまずコーヒーを飲む ③習慣にして毎日を充実させたい…こんな感じかな。
★誠実さを高めるために自分との小さな約束を果たすことを繰り返す。
★友達、お金、家族、遊び、仕事など自分の原則を決めて日々の生活で選択をする。
→例えば原則を「友達」にしてるなら、友達との約束がある日に急な仕事を頼まれても断る。といったようなもの。私は今は就活を原則にしたい。
★信頼残高を増やす方法で特に気をつけようと思ったこと→約束を守る。きちんと謝る。
★話を聞くことからwinwin の関係は始まる。感情移入して話を聞く。
感情移入しながら聞く方法…①キーワードを繰り返す②要約して相槌「それは会社を辞めたいってこと?」③相手の感情を言う「辛かったね」…これらは心から相手を理解したいと思っていることが前提。
→普段から意識してみる。
★自分の選択を意識することで、今まで見えなかった自分が見えてくる。
→日々何気なくしている選択には全て自分の何らかの考えが入っているはず。それを無視せずに問うてみることで新たな自分に気づけそう。
〜7つの習慣まとめ〜
第1の習慣(主体性を発揮する)
→自分の人生に責任を持ち、周りや環境に流されずに自分で自分の行動を選択すること。
第2の習慣(目的を持つ)
→人生の目的を決め、どんな人生を送るかの方向性を持ち、それを実践すること。そのために自分の原則を持つこと。
第3の習慣(重要事項を優先する)
→緊急ではないが重要なことをする時間を増やすこと。そのために人に任せる技術も必要となる。
第4の習慣(winwin を考える)
→双方にとって最も有益で喜ばしい解決策を考えること。
第5の習慣(理解してから理解される)
→自分を理解してもらうために、まずは相手の考え方を理解すること。そのために相手の話を共感して聞く。
第6の習慣(相乗効果を発揮する)
→お互いの相違点を生かす発想を持つこと。
第7の習慣(刃を研ぐ)
→自分自身の肉体、精神、知性、社会・情緒に投資すること。
2冊目 『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』
『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 著 池村千秋 訳
人生が100年になった私たち。100年時代を災いとするのではなく、いかにしてその恩恵を受けるかが書かれた本。100年時代を悪いものと捉えていた私に、新しい考えをくれた。
3ステップの人生(教育→就職→引退)を生きられない私たちは、お金のような有形資産はもちろん必要だが、友人関係やスキルといった無形資産も必要になる。
〜特に学べた点〜
・100年時代では、友人関係や知識、健康を資産と考える必要がある。資産はすぐには消えないが、使ったり放置したりすると価値が低下する。したがって資産にはメンテナンスや投資が必要だ。
→当たり前だが長寿化で長く生きることになる。伸びた人生をいかに充実させるかは友人関係や知識、健康に関係する。これらを維持していれば、それによって受ける恩恵も長くなる。
・人生で多くのステージを経験する私たちは、1つのアイデンティティを柱にする必要がある。自分がどういう人間か、何を大切にするかを考えて、過去と未来をつなぐ一貫性のあるストーリーを作るのだ。
→生きる期間が長い上に3ステップの人生ではない私たちは、自分の人生を選択する回数が増える。「自分は何がしたいか?」「自分にとって何が大切か?」といったいわゆる自己分析をすることがこれからの人生に求められるのではないか。
〜感想〜
目先の快楽ではなく、長期的な利益を目指して常にスキルアップ、勉強をしていきたい。そして、世界中がネットで簡単に繋がるようになった現代を生かし、そして他人の立場で物事を考えることで多くの価値観や考え方に触れて視野を広げていきたい。
1冊目 『金持ち父さん貧乏父さん』
『金持ち父さん貧乏父さん〜アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学〜』
著者 ロバート・キヨサキ
シャロン・レクター
訳者 白根美保子
学校の教育を信じた実の父さん「貧乏父さん」と、お金の教育が必要であると考える友達の父さん「金持ち父さん」とを比較させて「お金を学ぶ重要性」を説いた本。
学校で教えられる教育は、仕事について一生懸命働いてお金を稼いで、そしてそのお金を税として国に払う人になるための教育。豊かな人生にするために本当に必要なのはお金の勉強をすること。
お金持ちになるために一生懸命働こう!と考える人は多いが、お金持ちになるためにお金の勉強をしよう!と考える人は少ないのではないか。
これまでお金について学ぶ機会は少なかったが、お金についての知識があればいらない損をすることを回避し、むしろ情報優位で得をするようになるだろう。
これからはお金の知識、「ファイナンシャル・インテリジェンス」をつけていきたいと思えた本であった。
↓特に学べた点
・何かをやる理由や目的はやりたいとやりたくないが組み合わさったもの
→やりたいことからのアプローチだけでなくやりたくないことも考えることで、自分がどうしたいか見えてくるのではないか。
・自分の時間やお金をどう使うか何を学ぶかを選択し自分の道を選ぶ
→人生は選択の連続。どんな選択をしてきたかによって結果は全く違ったものになる。「自分がどうなりたいか、どうありたい、何をしたいか」を明確にしておけば、選択の度に迷うことはなくなるだろう。
・人は学んだものになるから何を学ぶかは慎重に決めなくてはならない
→からもゴールから逆算できる。
・変化の現代では、知っていることが時代遅れになる場合が多い。だから大事なのは早く学ぶこと
→さらに情報を取得して、世の中に何が求められていてどんな力が必要かを知る必要もあるのではないか。
・何かが足りないとか何かが必要だと感じた時は、まずそれを人に与えること
→これは下心があるとうまくいかないらしいから難しい。今は見返りを求めてしまう気持ちはあるが、実際に行動に移せば見返りを求め無くなるのか。ひとまず実行してみようと思う。