4冊目『ゼロ』

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『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

堀江 貴文



〜感想〜

いい意味でホリエモンさんも普通の人だと感じた。しかし、ホリエモンさんは才能ではなく努力の人らしいが、ホリエモンさんのような考え方を持てる時点でそれは才能だと思う。この本を通してホリエモンさんの考え方とその根拠を学べたことは大きい。



〜特に学べた点〜


何事も得意、不得意の先入観で物事を判断せず、目の前の作業にハマってしまえばいい。77


→ハマるためには能動的にやらなければならない。



★仕事でも人生でもキョドってしまうのは経験の問題。94


→自ら一歩踏み出してまずは経験を増やす。



★すべてはノリの良さから始まる。102


→チャンスに飛びつく力。面白そうと思ったらやってみる。



★人生で最も長い仕事の時間を我慢の時間にしてしまうのは間違っている。119



★お金(給料)はもらうものではなく稼ぐもの。稼ぐために自分は時間以外に何を提供できるか真剣に考える。121


→お給料は仕事をした時間ではなく仕事をして生み出した価値や成果に払われるという考え。お金をもらっているのだから、価値を提供できるように能動的に働くことを意識したい。




★やりがいは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」もの。123


仮説を立てて実践し、試行錯誤を繰り返す。そんな能動的なプロセスで与えられた仕事は作り出す仕事に変わる。126


→ただ言われた仕事をやるのではなく、自分で考えてやることがやりがいになる。



★人は没頭することが出来た時、その対象が好きになる。例えば、営業に没頭したから仕事が好きになる。仕事が嫌いだと思っている人はただの経験不足。128


没頭する方法…自分でルールを作る


ルール作りのポイント…今日1日でギリギリ達成できる目標を掲げて、その日全力で取り組む。例えば受験の場合、合格という将来の大目標を意識するのではなく「1日単語帳2ページ」というような、今日の目標達成だけを考える。遠くを見すぎず今日1日または目の前の1時間に全力になる。131



→私には没頭したものを好きになるという考え方はなかったから新鮮だった。まずは目の前のことに全力で取り組んだ経験を得ることが好きになる第一歩かもしれない。



★何事もできる!という前提に立ってそこからできる理由を考えていく。135


→「できっこない」って言い訳しない。



★これからの時代は自らの信用に投資することが求められる。147


→信用は本当に大切だと思う。仕事は信用されている人に回ってくる。仕事が回って来なければ成長ができない。そしてマイナンバーなどで管理されている今は、個人の信用も情報として出らようになるのではないか。信用ポイントが高ければ割引!とかそういう時代が来ないとも言えない。



★小さな成功体験を積み重ねて自信をつくる。まずは自信というイチを作る。148


→成功体験の積み重ね大切!自信大切!



★親との関係は会社や組織との関係につながる。親から自立しないと会社や組織からも自立できない。166


→社会人になったら自分の暮らしは親から完全に自立したい。



★互いの能力を補完し、1人では実現できない夢をみんなで叶える他者を仲間と呼ぶ。176



★飽きっぽさの財産…1つの専門に縛られず、より多くの人と出会いより多くの知見を広めることが出来る。215


→飽きっぽいは惚れっぽいとのこと。



★情報を得ることは未来を見ること。だから情報弱者と情報強者の間では未来を見る力に大きな差が生まれる。220


→急速に変化する時代に置いていかれない、むしろ先駆けるために日頃から情報入手を行うことが必要なのではないか。



★仕事もお金も喜びも、独り占めしたところで心は満たされない。みんなとシェアすることで本当の幸せを実感できる。223



★全ての羨望は向上心に転換可能。227


→自分はコンプレックス多いし羨ましいと思うことも多いが、その対象は自分が欲しいと思っているもの。その気持ちを向上心に変えてむしろ生かしたい。